「松尾神社」は、古くから「お酒の神様」として全国で信仰され、
京都市の「松尾大社」を総本社としています。
蔵人は、酒造りに入る前に「松尾様」に参拝し、良い酒ができるよう、
無事に酒造りができるよう祈願するのが習わしになっています。
会津若松酒造協同組合も、毎年12月中旬に、市内の「八角神社」にあります
「松尾神社」(松尾大社から分社された社殿)で
醸造安全祈願を執り行っております。
本年も、去る12月22日に厳かに執り行われました。
松尾神社の入り口は杉玉が飾られ、窓にはお酒のカメが描かれています。
各蔵元の代表、杜氏、酒造協同組合関係者が一堂に集い、
宮司さまによるご祈祷が始まります。
松本理事長をはじめ、関係者各位による玉串奉奠
(玉串を神様にささげる)の儀式が行われます。
最後に全員でお神酒をいただき、酒作りの安全と、良酒を醸す決意を固めました。
安全祈願の後は、八角神社の宮司さまによる講演会が開催されました。
松尾大社などお酒の神様の由来や、
お酒にまつわる逸話などをお教えいただきました。
会津若松酒造協同組合は、日本酒を愛する皆様方のために、
より美味しいお酒を楽しんでいただけるよう精進してまいります。
日本酒ファンの皆様、会津若松市にお越しの際は、
ぜひ「松尾神社」へも足をお運びください。